良い素材でシンプルに・・・

大阪出張の目的に革屋さんに寄る用事があったので、以前から一度寄りたいと思っていた革屋さんへ行ってきました!


先に電話でお伺いする旨を伝えると「いつでもお越しください」とのこと


お邪魔すると社員の皆さんは忙しそうにしていらっしゃるのにとても良い感じで出迎えてくださったんで人見知りの髭じいもちょっと“ホッ”としたわ


ショールームで待たせてもらっていると社長さんらしき人が入ってこられたので「社長さんでいらっしゃいますか?」とお聞きすると「いや、社長は息子がやってます」との事

“ということは会長さん???”と思っていると、椅子に座ることを促され髭じいの相手をしてくださったんよ


今の革業界の詳しいお話や、いろんな経緯があって現在こんな革が主流になっているとか、普段はなかなか聞けないお話をたくさん聞いてきました


実をいうと髭じいがこの仕事を始めるきっかけになったのは、ヌメ革が使ううちにどんどん馴染んできてエイジングを楽しめる所に惹かれていたからでもあるんよね


でも、数年経った最近ちょっと悩むところがあって心の中でモヤモヤしたものを感じていたんよ、それはお客様のご要望をお聞きしていると髭じいが魅力を感じているヌメ革ではなく軽くて柔らかい薬品鞣しの革を希望される方が増えて来て・・・・


そんな悩みの中で今回お話を聞かせて頂いて頭を“ガツン”と殴られたような気がしたんよ、それは基本を忘れかけていた事に気がついたからなんじゃけど、お客様にヌメ革の良さをうまく説明出来ていなかった事に気がついた(^^;)


安易に売上ほしさに妥協したことは無いつもりだったけど、どこかで無意識に自分自身に妥協していたんじゃわ(T_T)


本当に情熱をもってお話してくださって、今回の大阪出張での一番の収穫じゃった


お話の中で「ヌメ革は植物のタンニンに一ヶ月以上つけ込んで手間暇かけて出来て来ます、タンニンの槽には色んな菌が住んでいて、それをずっと使い続けているんですよ」とのこと

「じゃあ、お醤油やさんとか酒屋さんと一緒ですねえ」というと「そう、そうなんです!

と力を入れておっしゃっていました(^o^)


そして、別れ際に「良い素材を使ってシンプルなものを作りなさい」とおっしゃって頂き、その言葉を胸に革屋さんを後にしました(^_^)v


次回はこんなちょっとだけ詳しい革の話を書いてみます