
革製品を作る場合、特に小物を作る場合細かい作業やテクニックを必要とすることがしばしばあるんじゃけど
今回は“菊寄せ”という手法です
特に薬品鞣しの柔らかい革を細工するときには革の淵はへり返しをして縫っていくんじゃけど、直線のヘリ返しは簡単じゃけど写真のように角は“菊寄せ”という手法を使います
画像のとおりカーブのラインを綺麗出すために革を少しずつ絞ってカーブを作っていく手法ですね

例えば上の画像のように丸い形にファスナーを縫い付ける時も“菊寄せ”の手法で最初にファスナーを貼り付けてから縫います
そうすることによってカーブに皺が入らず綺麗に縫いあがるという事なんよね(*^^*)
上の画像は8カ所の角を“菊寄せ”で始末した裏と表から見た画像ですが・・・・・
“菊寄せ”っていかにも日本的な呼び名じゃけど、“菊”というのが日本って感じでしょ?
例えば“花寄せ”とかねえ(#^.^#)