“革”

今日のテーマは“革”

 

鞣される前の原皮の状態を“皮”で表現し、鞣された状態を“革”と表現してますが製品としての“革”になるまでには何十工程もの工程を経てやっと“革”になります

 

大きく分けて植物性のタンニンで鞣される“ヌメ革”とクロム塩という薬品で鞣されるクロムレザーやタンニン鞣しとクロム鞣しを半々で鞣すコンビ鞣しなどがあります

 

それぞれに特徴が有りますが髭じぃは主にタンニン鞣しの革を使っています

 

下の画像は日本では老舗の“栃木レザー”さんの資料からヌメ革を鞣す工程の一部を抜粋し掲載しました

それぞれの特徴は

“タンニン鞣し”○ 少し堅くて重めだけどエイジング(経年変化)が楽しめる革

       ○ 革を染料(透明)で染めるため鮮やかな色調には染められない

       ○ 出来上がるまでに数ヶ月を要する

       ○ 価格的に高い

“クロムレザー”○ 軽くて柔らかめだけどエイジングはあまり期待できない

       ○ 革の表面に顔料(不透明)を吹き付けたりするので鮮やかな色調が表現出来る

       ○ ヌメ革に比べると短時間で出来上がる

       ○ 比較的安価

と分かりやすい点だけを書きましたが、現在流通している革製品の80%近くが薬品で鞣されたクロムレザーらしいです

左のイエロー系の革がヌメ革で右側がクロムレザーの見本です

 

イエロー系の傷は西部劇の映画で焼コテを牛のおしり辺りに“ジューッ”てやるシーンで出来る焼き跡です(^^;)要は持ち主の印ですね

でも、これは全ての革に押されている物ではありません、飼い方によって焼き印が無い革も多く、逆に焼き印がある方が珍しい??

 

右側の赤い革は樹脂系の色を吹いてるので色も鮮やかで皮についてる小傷などもほとんど表には出てきません

 

お客様のご意見も様々で髭じぃみたいに重くても革のエイジングを楽しみたいお客様もいらっしゃいます

 

ヌメ革は長い時間をかけて“育てる”感覚でお付き合い頂きたい革なんですよね

 

一枚の革を広げると牛が生きているときについた小傷などがあちこちにあったりしますが、使っていくうちにそれも良い“味”になっていくのがヌメ革の特徴です

 

“革”の第2弾はまた後日・・・・・(^^)/